スターティアは上半期の出遅れを下半期で巻き返す計画

■COCOARの販売に関して、提案していた内容を複数回に分けて説明し、顧客の興味と理解に合わせて提案する方法に変更し、課題を解消

 スターティア<3393>(東1)の第2四半期は、スターティアラボ、クロスチェックの出遅れにより、増収減益と利益面で計画を下回ったが、通期業績予想は、当初予想を据え置き、下期で巻き返す計画である。

 16年3月期第2四半期連結業績は、売上高47億61百万円(前年同期比17.7%増)、営業利益86百万円(同65.9%減)、経常利益1億07百万円(同66.6%減)、純利益△05百万円(前年同期2億37百万円)であった。

 売上高に関しては、ビジネスソリューション事業31億37百万円(前年同期比30.2%増)、ネットワークソリューション事業14億06百万円(同32.8%増)、ウェブソリューション事業9億15百万円(同0.5%増)と3事業とも前期を上回った。

 しかし、セグメント利益に関しては、ビジネスソリューション事業52百万円(同34.9%減)、ネットワークソリューション事業92百万円(同5.2%減)、ウェブソリューション事業△07百万円(前年同期97百万円)と3事業ともに減益であった。

 減益の主な要因は、稼ぎ頭であったウェブソリューション事業が赤字となったことである。この原因の一つは、COCOARの販売に関して、顧客層がアーリー層からマジョリティ層へと変化していたにもかかわらず、顧客のITリテラシー(情報を自己の目的に適合するように使用する能力)や経験に合わせた提案ができていなかったことによる。また、提案自体が複雑で理解が難しいことも問題であった。しかし、既に、このような課題は、提案していた内容を複数回に分けて説明し、顧客の興味と理解に合わせて提案する方法に変更して解消しており、下期には堅調に推移すると見ている。ActiBookも第1四半期同様に不振であったが、COCOARと同様の変更を実施し、対策を講じている。一方、AppGooseは計画以上の売上で好調に推移している。
 ネットワークソリューション事業については、マイナンバー制度の開始で、セキュアSAMBAの売上が好調であることから、下期以降は人員の増加を図り、売上拡大を目指している。

 上半期は増収ながら、減益ということで、利益面で当初予想を下回っているが、課題解決に向けての取組が進んでいることから、下半期での巻き返しが期待される。

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