小野薬品は米国での承認など好感し上場来の高値だが「大台」意識も

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 小野薬品工業<4528>(東1・売買単位100株)は1日、11時にかけて2万365円(655円高)まで上げて上場来の高値を3日ぶりに更新している。30日付で、2014年9月に根治切除不能な悪性黒色腫の治療薬として発売した「オプジーボ」について、米ブリストル・マイヤーズ スクイブが点滴静注をBRAF V600 野生型(WT)の切除不能または転移性悪性黒色腫の単独療法として米国食品医薬品局(FDA)の承認を取得したと発表。期待が広がった。PERは100倍を超え、大手薬品株の中でも突出する割高銘柄ではあるが、株価動向を見ると全く割高さを感じさせないジリ高基調となっている。心理的なフシ目の2万円に乗り、いわゆる「大台固め」に転じるか引き続きジリ高基調が続くかどうか注目されている。

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