【季節の一枚】銀座の名物餃子

 2015年師走の銀座は早い夕暮れにネオンが鮮やかに浮き上がっていた。まもなく本日終了となる、「歩行者天国」も、そして、デパート地下のケーキ売場もすごい人の列である。そんな雑踏の中、街角の花屋さんの店先は春爛漫である。

 ちょくちょく行く銀座の中華・天龍。名物は、1個が10センチはあるだろう名物のギョウザ。1人で1皿(8個・1020円)食べたら、他の料理には箸がつけられないほど腹いっぱいになるので、最初からあれこれ注文しないのがよい。常連さんはビールとギョウザらしい。ニンニクは入っていないのでニンニクの苦手な人にもグー。その天龍が来年1月11日で閉店、しばらく休んで3月上旬に移転するという。店の人が言うには、「お店の場所は変わりますが、餃子の大きさは変わりません」(笑)という。今の場所から近いというから安心。まず、今回はしばらくの間の食べ収めに、いっぱい食べた。上京の際は、名物ギョウザに出会ってみてください。

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