【株式市場】材料株売買が活発で円安も加わり日経平均は4日ぶりに1万9000円台

株式市場

◆日経平均の前引けは1万9044円01銭(61円78銭高)、TOPIXは1548.20ポイント(4.81ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億5424万株

チャート4 年内最後となる30日前場の東京株式市場は、材料株売買が活発な上、対ドルでの円安基調などが好感され、日経平均は10時にかけて一時130円95銭高(1万9113円18銭)まで上げる場面があった。取引時間中の1万9000円台は12月24日以来。前引けは61円78銭高(1万9044円01銭)となった。主な株価指数は総じて高い。

 山崎製パン<2212>(東1)が大手証券による目標株価の引き上げなどを好感して上場来の高値に進み、業種別指数の中では「食品」が値上がり率1位。さくらインターネット<3778>(東1)が3日連続ストップ高など、引き続き「フィンテック」(金融とITの融合)技術などへの期待からインフォテリア<3853>(東マ)なども続伸。アルパイン<6816>(東1)JVC・ケンウッド<6632>(東1)などのカーナビ、車載音響機器関連株も高い。

 東証1部の出来高概算は7億5424万株、売買代金は7808億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1105銘柄、値下がり銘柄数は679銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る