【今日の言葉】2015年の日経平均は3年連続の1000円超える上昇

2015 大納会
 『2015年の日経平均は3年連続の1000円超える上昇』=2015年大納会の日経平均は前日比51円高の1万9033円と1万9000円台で取引を終えた。年間(対年末比)でみると、

■2012年12月末→13年12月末=約5900円上昇
■13年12月末→14年12月末=約1200円上昇
■14年12月末→15年12月末=約1580円上昇

 安倍政権がスタートした2013年は日経平均が6000円近い上昇となってアベノミクスを好感した。14年、15年はスタートの時ほどの勢いはないが、それでも1000円を超える値上がりとなった。

 個別銘柄でみればバラつきが見られるが、日経平均で捉えれば、「引き続きアベノミクスを評価し期待している」展開といえる。外交面では成果を挙げた安倍政権が、今後は参議院選挙、消費税(8%→10%へ)などを控え、大手企業社員だけでなく多くの国民が好況感を実感できる経済が求められる順番である。

 相場格言の、『大回り3年』の1つのサイクルが過ぎた。来年はアベノミクスの実力が試され・求められる、新しいサイクルの新年である。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■開発者や投資家に加え、警鐘を鳴らす識者やアーティストも選出、多様な視点でAIの未来を問う  米T…
  2. 【効率化の先に広がる新しい働き方のルール】 ■広がり始めた「AI格差」  生成AIの利用が急速に…
  3. ■R35 GT-R最終生産、累計4万8000台が築いた伝説  日産自動車<7201>(東証プライム…
2025年10月
 12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

ピックアップ記事

  1. ■造船業再生へ3500億円投資要望、経済安全保障の要に  日本造船業界は、海上輸送が日本の貿易の9…
  2. ■高市政権が描く成長戦略、戦略投資テーマ株に資金集中  「連立政権トレード」は、早くも第2ラウンド…
  3. ■全市場のわずか1.4%、希少な高配当利回り銘柄が浮上  株式市場では、高配当利回りを持つ10月決…
  4. ■「高市祭り」への期待と警戒交錯、資金は安定配当株へシフト  10月終盤相場は、「高市祭り」か「高…
  5. ■自民党総裁選と連立問題が相場を左右、短期急伸と急落を交錯  高市トレードは、まるで「超高速エレベ…
  6. ■東京市場、リスクオンとリスクオフが交錯、安全資産関連株に注目  週明けの東京市場は、米国株反発に…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る