【引け後のリリース】川崎重工が最新鋭の消防・防災ヘリ15機目の納入

川崎重工業 7012

■エアバス・ヘリコプターズと共同開発し両社で全世界1200機以上を納入

 川崎重工業<7012>(東1・売買単位100株)は6日、最新鋭の「川崎式BK117C-2型ヘリコプター」を徳島県から受注したと発表した。12月28日付で々ヘリコプターを秋田県からも受注したと発表しており、「C-2型」(消防・防災ヘリコプター)としては15機目の受注になる。6日の株価終値は426円(11円安)だった。

 発表によると、「川崎式BK117ヘリコプター」は、当社と欧州のヘリコプターメーカーのエアバス・ヘリコプターズ社(旧メッサーシュミット・ベルコウ・ブロウム社)が共同開発し、国産ヘリコプターとしては初めて型式証明を取得した中型双発機。1983年の初号機納入以来改良を重ね、川崎重工の納入分で167機(2016年1月6日時点)、エアバス・ヘリコプターズ社納入分を合わせると全世界で1200機以上の納入を誇るベストセラー機。 

 機体後部には、観音開きの大きなクラムシェル・ドアがあり、消防・防災活動に必要な機材の搬出入が容易など、消防・防災のみならず、人員・物資輸送、警察、ドクターヘリ、報道など多用途にわたり全世界で使用されているという。

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