【株式市場】北朝鮮の「水爆」核実験などで中国株がまた売買停止となり日経平均など大幅続落

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7867円04銭(324円28銭安)、TOPIXは1464.65ポイント(24.19ポイント安)、出来高概算(東証1部)は12億1240万株

チャート12 7日前場の東京株式市場は、北朝鮮の「水爆」核実験や円高などを受けて日経平均は軟調に始まった。トヨタ自動車<7203>(東1)が9時半頃から10月1日以来の7000円割れとなり、11時過ぎに中国株が1月4日に続いてまたサーキットブレーカー(売買停止措置)発動と伝わると、日経平均は一段安となって372円69銭安(1万7818円63銭)まで下押した。主な株価指数はすべて安い。

 中で、任天堂<7974>(東1)がゲーム機好調と伝えられて反発したまま堅調に推移し、エスケイジャパン<7608>(東1)は2月決算の黒字幅拡大期待などが言われて急伸。アキュセラインク<4589>(東マ)は全体相場が手詰まりのときのバイオ株買いとされてストップ高。テーオー小笠原<9812>(東マ)は本社函館で北海道新幹線に期待とストップ高。

 東証1部の出来高概算は12億1240万株、売買代金は1兆4136億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は229銘柄、値下がり銘柄数は1645銘柄となっている。

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