【引け後のリリース】ANAホールディングスの貨物事業会社が新工場

■貨物自動仕分け機を導入して処理可能件数を現在の約3倍に

 ANAホールディングス<9022>(東1・売買単位100株)は7日、グループで貨物事業を担う株式会社OCS(東京都港区)が国際エクスプレス事業の更なる拡大を目的に、東京都江東区辰巳に「OCS東京ロジスティクスセンター(仮称)」を建設すると発表した。2017年10月の稼働開始を目指す。7日の株価終値は332.0円(4.3円安)だった。

 発表を総合すると、新ロジスティクスセンターには、現在の本社(東京都港区芝浦)と新木場オペレーションセンター(東京都江東区新木場)の機能を集約し、貨物自動仕分け機を導入して処理可能件数を現在の約3倍にする。

 昨年のTPP大筋合意やASEAN経済共同体の設立、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催に伴い、「アジアの貨物量増加」「物流ニーズ拡大」が予想されます。このような環境の中、東京ロジスティクスセンターは、羽田および成田空港の利便性を最大限活用できる立地を活かし、これまで分散していた物流機能を集約することで、沖縄貨物ハブを活用した国際エクスプレスのよりスピーディなサービスを実現する。

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