セキドの関戸正実社長にクリスマス商戦を前に取り組みを聞く

日本インタビュ新聞社

■セキドは上期純益が5期ぶり黒字転換、通期も大幅黒字へ

セキドの関戸正実社長にクリスマス商戦を前に取り組みを聞く セキド<9878>(東2・売買単位1000株)は、昨年秋に家電店舗販売事業から撤退し、輸入ブランド品を中心とするファッション商品の専門店に経営資源を集中して1年となる。8月中間期では5期ぶりに黒字転換となるなど早くも効果が現れている。輸入ブランド品にオリジナルブランドを加え、『ギンザ ラブラブ』店舗の展開で飛躍を図る同社の関戸正実社長にクリスマス商戦を前に取り組みを聞いた。

■積極的な店舗改装とチラシ一新で百貨店型の高級感

――足元の売上状況と、これからクリスマス商戦に向けての展望をお聞かせください。

【関戸社長】9~10月はやや低調でしたが、11月に入ってからは前年比113%という好調な推移となっています。クリスマス戦略では、(1)新店効果に加え、特に既存店改装による効果、(2)チラシのリニューアル効果、(3)『企画委託加工』によるオリジナルブランド商材強化の効果、などにより前年をかなり上回ることができるとみています。

――新規出店と既存店改装についてお願いします。

【関戸社長】新規出店では10月に『山梨中央店』と、『上里店』をオープンしました。どちらの店舗も年間で売上5億円ていどが見込める期待の店舗です。改装では諏訪店、瑞穂店、鈴鹿店は既に改装を終え、現在、南古谷店、八千代店、吹上店の改装を行っています。全店にLED照明を取り入れ、売場をいっそう明るく高級感あふれるものとしているのが特徴です。『LED改装』と言ってよいほどです。現在、全国24店舗のうち13店舗について改装と同時に『ギンザ ラブラブ』への店名統一を終えています。。この効果が足元での好調な売上伸長となっています。残り11店舗は来年秋頃までに改装と店名の統一をすべて終える予定です。

――新しいチラシを拝見しますと、ガラリと変わりましたね。

【関戸社長】モデルさんを使ったことと、商品の見せ方も工夫して全体として百貨店型の高級イメージを打ち出したことが特徴です。反応はたいへんいいですね。

――企画委託加工とはどのようなものですか。狙いとしてはどのようなことでしょうか。

【関戸社長】当社は海外の高級バッグや時計などの輸入販売が中心ですが、このほかにも8年くらい前からオリジナルブランド品を手がけています。昨年は年間で1億5000万円の実績を上げることができるまでになっています。この実績を踏まえ、いっそうオリジナルブランド品を強化することが狙いです。海外の会社に加工を委託していますが、当方の希望するデザイン面などで微妙なずれがありました。新たに、国内2社の加工工場と提携し共同で企画を行い、相手企業さんに加工と在庫を受け持ちしてもらいます。この業界では初めての試みだろうと思います。当社は在庫管理から解放され、イメージアップ戦略など販売面に全力で取組むことができます。好採算ですから今後の業績に寄与してきます。

■家電店舗販売から撤退、高級ブランド品のファッション専門店に経営資源を集中

――今2月期の業績をお願いします。クリスマス商戦の効果によっては上振れも期待できるように思われるのですが。

【関戸社長】昨年秋に家電店舗販売事業から撤退し、輸入ブランド品を中心とするファッション商品の専門店に経営資源を集中して、新たなスタートを切り、業績の改善に取り組んできました。第2四半期では最終利益6600万円と上期としては5期ぶりに黒字を上げることができました。今2月期通期では売上は家電販売撤退の影響で123億円と17.7%減少の見通しです。しかし、営業利益は9300万円(前期赤字2億8800万円)、最終利益1億5100万円(同、赤字12億8300万円)の見通しです。収益力はそうとう改善されていますが、新店舗や改装などに積極的な投資を行うため今期業績は予定数字を変えていません。

――ありがとうございました。

>>セキドのMedia-IR企業情報

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