東宝が業績・配当予想の増額など好感し7日ぶりに反発

東宝 9602

■年明けは全体の下げに押された印象が強く再び12月の高値目指す期待

 東宝<9602>(東1・売買単位100株)は13日、7日ぶりの反発となり、9時30分にかけて6%高に迫る3295円(175円高)まで上げて大きく出直っている。昨12日に発表した第3四半期決算(2015年3~11月累計、連結)が好調で、16年2月通期の業績・配当予想を増額したほか、自己株式の取得(自社株買い)も発表したことなどが好感されている。15年12月に21世紀に入って(2000年以降)の最高値3495円をつけ、年明けは日経平均と同じく12日まで6日続落。全体相場の下げに押された印象が強いため、日経平均などが安定化すれば再び高値を目指す展開に復帰する可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る