三菱重工、川崎重工が共に新安値、週足対応困難で月足で下値探りの展開

7011 三菱重工業

 三菱重工<7011>(東1・1000株)と、川崎重工<7012>(東1・1000株)は、共に航空機関連のテーマを持っているがそろって昨年来安値に沈んでいる。三菱重工は25.4円安の470円、川崎重工も18円安の391円新安値。両銘柄とも今年になって昨年来安値を更新したばかりだったが、戻りの鈍いことから高水準の信用買残を抱えた買方の諦め見切り売りとなっているようだ。「テーマ性はあるが、今のような出来高の少ないマーケットでは超大型株を手掛ける力はない」との市場関係者の見方である。すでに、両銘柄とも昨年夏の中国ショック安水準を割り込んでいるため、週足チャートでの対応はできないため、今後は月足チャートでの下値目処探しとなりそうだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る