ソフトバンクグループは日経平均の下げとともに後場軟調に転換

ソフトバンク

■日経平均は上海株の軟化や日銀総裁発言など受け後場一時183円安

 ソフトバンクグループ<9984>(東1・売買単位100株)は15日の後場、前日比で軟調な展開になり、14時30分にかけては5510円(10円安)前後で推移。朝方には5709円(189円高)があったが、上値の重さが目立っている。日経225銘柄の中で日々の値動き幅が大きい傾向があるため、日経平均連動ファンドなどの影響を受けやすく、後場、日経平均の先物が円高基調や上海株式の3000ポイント割れ、日銀総裁発言などを材料に軟調転換したことが影響したようだ。

 日経平均は朝方に356円92銭高(1万7597円87銭)まで上げたが、14時30分にかけては一時183円35銭安の1万7057円60銭まで下押す場面があった。黒田日銀総裁は15日、参院予算委員会で発言し、ロイター通信の報道によると「15日午後、『現時点で追加緩和の考えない』が『物価の基調に変化があればちゅうちょなく政策を調整する用意がある』との従来見解を繰り返した」と伝えられた。

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