【引け後のリリース】伊藤忠商事と九電工が佐賀県で最大のメガソーラー発電

引け後のリリース

■一般家庭約4223世帯分の年間消費電力量に相当する電力を発電

 伊藤忠商事<8001>(東1・売買単位100株)は15日、九電工<1959>(東1・売買単位千株)と共同で設立する事業会社を通じて、佐賀県で最大のメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設し発電事業を行うとともに、本日、その事業会社がふくおかフィナンシャルグループ<8354>(東1)の福岡銀行と本プロジェクトに関する融資契約を締結したと発表した。

 発表によると、共同設立するメガソーラー事業会社は、佐賀相知(おうち)ソーラー株式会社(伊藤忠商事50%、九電工50%)。所在地は佐賀県唐津市相知町(おうちちょう)。年間予想発電量は2386万3147キロワット時と、一般家庭約4223世帯分の年間消費電力量に相当する。これに伴う二酸化炭素の削減量は、年間で約1万4500トンになるという。着工は平成28年1月、商業運転の開始は平成30年4月の予定。発電した電気は20年間にわたり九州電力<9508>(東1)に販売する。

 伊藤忠商事の株価は、2015年11月の1575.5円が直近の高値になり、日経平均の値動きに沿う形で調整基調を強めている。15年末は1450円前後。新年は日経平均とともに下押し、1月14日に1270.0円まで下げたが、15日の終値は1310.0円(12.5円高)と反発した。

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