20日(水)のNYダウ早くも急反落、昨年夏安値(終値)にわずか100ドル、PER15倍割れ、日経平均の上ザヤはピークから5分の1

ニューヨークNY NY

チャート71月20日(水)のNYダウは、早くも急反落した。前日の戻りが27ドル高(前々日390ドル安)と鈍かったことから一時560ドル安となったが、昨年8月のボトムに接近したことで空売りの買戻しが入り引き戻し終値は249ドル安の1万5766ドルだった。昨年夏の中国ショック第1章での終値安値(8月25日=1万5666ドル)に残り約100ドルと首の皮一枚という状態となっている。

原油は一時26ドル台に下げたが、終値は28ドル前半、ドルは116円後半。NYダウのPERは15倍台を割った。指標面では底打ちしてよい水準だが、オイルマネー等の売りもあるようで昨年8月安値で止まることができるかどうか。

一方、20日(水)の日経平均は大幅に下げたことで日経平均のNYダウに対する上ザヤは650ポイントと、昨年のピーク(8月7日=3351ポイント)に対し、ほぼ5分の1に低下、日経平均の優位性はどんどんと縮小している。NN倍率も1.041倍に低下。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る