【株式市場】中国株安に反応せずNY株の急反発など好感し日経平均は一時533円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7136円23銭(427円33銭高)、TOPIXは1397.01ポイント(36.78ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億362万株

チャート13 27日前場の東京株式市場は、NY株の急反発282円高や1ドル118円台への円安再燃などが好感されたほか、昨日の中国株が比較的大きく下げたにもかかわらず新日鐵住金<5401>(東1)が朝寄りから高いなど、中国景気敏感株も強く、日経平均は10時頃に533円37銭高(1万7242円27銭)まで上げて昨日終値の402円安を奪回した。前引けも427円33銭高(1万7136円23銭)となり、主な株価指数はすべて高い。

 第3四半期の大幅減益観測報道が出たセイコーホールディングス<8050>(東1)は安かったが、前12月期決算が好調だったキヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)は12%高を超える急反発となり、トヨタ自動車<7203>(東1)による完全子会社化の観測報道が出たダイハツ工業<7262>(東1)は買い気配のままストップ高。スターティア<3393>(東1)は引き続き次世代の新技術として注目されるAR(拡張現実)、VR(仮想現実)技術関連株として一時3日連続ストップ高。シリコンスタジオ<3907>(東マ)も3D技術とAR(拡張現実)技術の融合期待などが言われてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億362万株、売買代金は1兆791億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1819銘柄、値下がり銘柄数は90銘柄となっている。

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