【どう見るこの株】CYBERDYNEの行方

CYBERDYNE

■新興銘柄だが優良株の雰囲気を持つ人気株、現状は「夢」を買う展開、赤字無配で2000円に対する警戒感もある

<Q>CYBERDYNE<7779>(東マ・100株)を2000円乗せで買った。一気に上に行くかと思われたが、調整している。動きをどう見たらいいか。

<A>年初1月6日に2094円と昨年来高値に進んだ後に調整となっているのは、昨年10月の1320円から2カ月強で約6割上昇したことに対する反動とみられる。それに、もう1点、月足チャートでみれば2014年8月につけた上場来高値2132.5円に接近したことで利食い売りが先行したとみられる。その後の下げでは1月21日に1680円まで下げたが、10月からの上げ幅(774円)に対する半値押し(1707円)水準で底打ちして1970円前後に戻しているという流れである。

<Q>上場来高値を抜く可能性はあるか。あれば、いつころだろうか。

<A>マザーズの人気銘柄だが、全般相場と無関係に独歩高するという力はない。ただ、新興系銘柄の中ではロボット関連の有望株ということで優良株的な雰囲気を内包しているため、新興銘柄と優良株の両方の顔を持っている銘柄といえる。このため、マザーズ指数よりも日経平均との連動性が高いように思われる。従って、上場来高値を更新するには、やはり、日経平均の上伸が必要だろう。同社株の場合、週足チャートで26週線を上回った好い形となっているので日経平均が1万8000円に乗せるようなら高値更新は期待できるように思われる。

<Q>業績を評価する買いということにはならないか。

<A>それは、難しい。赤字継続で無配ということでは、利回り買いできないことだけは明白だ。あくまで、「夢」を買っている相場という位置づけだ。同社株の場合、多分、夢で終わることはないとみていいだろうが、一方で夢の段階で、500円ていどの株価ならまだしも2000円以上に買っていいのだろうかという疑問の気持ちは持っていたほうがよい。

<Q>ナンピン買いはどうだろうか。

<A>相場の動きに一喜一憂せず、同社の夢に掛ける強い信念が持てるかどうかということと、資金に余裕があるかどうかだ。その条件なら26週線近辺でのナンピン買いは有効とみられる。しかし、繰り返すが、生活資金を投じて勝負することは避けるべきだろう。

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