ぷらっとホームは電力自由化と「IoT」などに期待再燃し再び出直る

銘柄 相場欄

■12月以降下げ止まり業績動向は織り込み済みになった様子

 マイクロサーバーなどのぷらっとホーム<6836>(東2・売買単位100株)は28日、出直りを強める相場となり、10時40分にかけて8%高の1150円(90円高)まで上昇。値上がり率で東証2部銘柄の10位前後に入っている。開催中の省エネ・新エネ総合展示商談会「ENEX2016」(1月27日から29日、東京ビックサイト)に、スマートメーター情報発信サービス(Bルートサービス)などに対応するIoTゲートウェイを出展すると発表しており、4月の電力小売り全面自由化によるビジネス拡大などが期待されているようだ。

 この数年は赤字続きだが、株価は2015年12月以降、900円台前半で何度も下げ止まる展開になり、16年1月には「IoT」(すべてのものがインターネットでつながる)関連株物色も加わり一時1400円近くまで出直る場面があった。これまでの業績動向は織り込み済みになったようで、今後は出直りを試す場面が多くなるとの見方が出ている。

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