【銘柄フラッシュ】ぷらっとホームが急伸しサン電子などのAR・VR関連株も活況高

銘柄

 28日は、四半期決算発表を29日に予定するソニー<6758>(東1)が後場もジリ安を続けて5.3%安となり、本日の取引終了後に発表予定のファナック<6954>(東1)も後場は軟調で1.7%安など、主力株の一角に不穏な動きが見られたが、一方で、キヤノンマーケティングジャパン<8060>(東1)は26日に発表した決算が連日好感されて後場も一段ジリ高の続伸8.9%高となり、日立化成工業<4217>(東1)は27日に発表した四半期決算が好感されて13.3%高。ベリサーブ<3724>(東1)も3月通期の業績・配当の見通し増額などを好感して11時頃からストップ高に張り付き22.7%高となった。

 enish(エニッシュ)<3667>(東1)は新作ゲームの事前登録好調との発表などが言われてストップ高の19.4%高となり、オルトプラス<3672>(東1)も28日付で同社初となるスマートフォン向けオリジナルBLゲームのプレイヤー数が4万人との発表などが好感されてストップ高の21.1%高。スターティア<3393>(東1)は2月上旬に開かれる印刷・メディアビジネスの総合イベントにAR(拡張現実)作り放題のソフトを出展などとの発表が材料視されて昨日までのAR(拡張現実)・VR(仮想現実)関連株物色が強まり4日連続ストップ高の19.1%高。

 ぷらっとホーム<6836>(東2)は29日まで開催中の省エネ・新エネ総合展示商談会に電力小売り全面自由化に向けた戦略製品を出展とされて急伸27.5%高。理経<8226>(東2)は株式市場の主要な物色テーマのひとつ「ドローン」(無人飛行体)関連株人気が再燃の兆しとされて出直りを強め19.2%高。

 インフォテリア<3853>(東マ)はフィンテック(金融IT)分野に関する共同説明会などが言われてストップ高の24.4%高。サイバーステップ<3810>(東マ)は同社の人気RPG「鬼斬」のテレビアニメ化が決定したとかでストップ高の21.3%高。ダブルスタンダード<3925>(東マ)政府のビッグデータ関連産業の育成方針などが言われてストップ高の18.5%高。ファーストロジック<6037>(東マ)は初配当などが好感され12.1%高。

 構造計画研究所<4748>(JQS)は総務相による通信速度100倍を目指す検討などが材料とされてスタップ高の23.6%高。。テクノホライゾン・ホールディングス<6629>(JQS)はAR・VR関連株とされてストップ高の22.7%高。サン電子<6736>(JQS)も同様で19.4%ストップ高。ミナトホールディングス<6862>(JQS)はM&A展開などへの期待で3日続伸の7.8%高。インテリジェントウェイブ<4847>(JQS)は四半期決算好調などでストップ高の19.4%高となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る