【株式市場】日銀の「マイナス金利」による円安など好感し日経平均など大幅続伸

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7833円53銭(315円23銭高)、TOPIXは1462.11ポイント(30.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は18億3218万株

チャート13 2月1日前場の東京株式市場は、前週末売買日に日銀が「マイナス金利」の導入を決定し、海外市場で週末から円安が進行。日経平均は株価指数の先物主導で303円高と急伸して始まり、中盤に148円高まで中ダルミがあったものの前引けにかけては315円23銭高(1万7833円53銭)まで上げ、前引けもこの値で高値引けとなった。主な株価指数はすべて高い。

 業績見通しを大きく増額した資生堂<4911>(東1)が取引開始から20分以上も買い気配を上げて売買が成立しない急伸となり、新日鐵住金<5401>(東1)による日新製鋼<5413>(東1)の買収報道を受けて両銘柄だけでなく両社が大株主の三晃金属工業<1972>(東1)も急伸。アンジェスMG<4563>(東マ)田辺三菱製薬<4508>(東1)と重症糖尿病薬を開発と伝えられてストップ高。日本コンピュータ・ダイナミクス<4783>(JQS)は四半期決算が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は18億3218万株、売買代金は1兆9416億円。1部上場1935銘柄のうち、値上がり銘柄数は1601銘柄、値下がり銘柄数は287銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る