日本パワーファスニングが業績回復期待などで全銘柄の値上がり率1位

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■類似銘柄とされるケー・エフ・シーの大幅増益見て連想拡大の見方

 日本パワーファスニング<5950>(東2・売買単位100株)は3日、朝方に39%高の153円(43円高)まで上げて201512月16日以来の140円台回復となり、10時30分にかけても27%前後で推移。東証全銘柄の値上がり率1位となっている。

 建設・産業・住宅用の固定具、ネジ類などの大手で、類似銘柄と位置づけられるケー・エフ・シー<3420>(東2)の第3四半期決算(1月29日発表)が営業利益2.3倍になるなどの大幅増益だったため、同社の15年12月期決算にも連想が働いたとの見方が出ている。前12月期は赤字の見込みだが、16年12月期は黒字化の可能性。決算発表は2月15日を予定し、全体相場が再び調整色を強めてきたため、好業績株や材料株の個別物色に乗る期待があるようだ。

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