ゲオホールディングスが業績予想の増額や自己株消却など好感し急伸

ゲオHD

■消却は発行株数の12%とし2段上げ相場をイメージする様子も

 ゲオホールディングス<2681>(東1・売買単位100株)は8日の後場急伸する始まりとなり、後場の取引開始後に8%高の1905円(135円高)と2日ぶりに1900円台を回復した。11時30分に第3四半期決算と3月通期の業績予想の増額修正、自己株式の消却を発表。消却は発行済み株式総数の12%としたため、好業績に加えて株主価値の向上策が好感された。

 増額後の通期の予想1株利益は190円97銭としたため、株価は2000円まで上げてもPERは10倍台前半に過ぎなくなった。年初からの全体相場の急落局面では1月21日の1654円を下値に回復し、12月につけた約8年ぶりの高値2070円に次ぐ2段上げ相場がイメージできるとの見方が出ている。

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