トレジャー・ファクトリーは2月期末配当の増配など好感し下げ渋る

株式市場 銘柄

■全体相場に逆行し年初から波状的に上値を追っている段階

 トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は10日の後場、下げ渋る展開になり、14時過ぎに一時1100円を割り込んだあとは1110円(107円安)前後へと回復している。昼12時に2016年2月期末配当の増額修正を発表し、従来予想野5.5円を2円増の7.5円としたため、今月末のスピード感ある還元策として注目が集まった。中間配当は5円を実施済みで、年間では前期比2円増の13円になる。

 全体相場を見ると、日経平均は後場下げ幅を広げて600円安となり、昨日の918円安に続き大幅続落。しかし、全体相場が年初から急落してきた中で、トレジャー・ファクトリーは波状的に上値を追ってきており、足元の調整は波状高の谷間に当たると見て注目する様子がある。

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