フリューの3月期第3四半期連結業績の営業益は進捗率92.3%に

■コンテンツ・メディア事業の有料会員数が159万人へと増加

 フリュー<6238>(東1)の第3四半期連結累計期間の売上高は183億45百万円、営業利益は30億84百万円、経常利益は30億76百万円、四半期純利益は20億39百万円で着地。通期計画に対する第3四半期の進捗率は、営業利益92.3%、経常利益93.0%、四半期純利益94.3%と高水準だった。

 各事業の取組みを見ると、プリントシール事業では、メインターゲットの10~20代前半の女性層に対して、より自然で美しい肌と大きな目を表現する新機種「KATY(ケイティ)」を含む3機種を市場に投入し、いずれもプレイ回数が堅調に推移した。

 コンテンツ・メディア事業では、プリントシール画像取得・閲覧サービス「PiCTLINK(ピクトリンク)」の入会促進施策と継続利用促進施策が奏功し、有料会員数が159万人(15年3月末時点では155万人)へと増加した。

 キャラクタ・マーチャンダイジング事業では、アミューズメント施設向けのクレーンゲーム景品(プライズ)で、ファンシー系のキャラクタやメディアミックス作品のキャラクタを中心に、売上を伸ばした。

 ゲーム事業では、スマートフォン向けオリジナルゲーム「モン娘☆は~れむ」の配信が売上に寄与したものの、新たに投入した家庭用ゲームソフトの販売が伸び悩んだ。

 今期(16年3月期)通期の連結業績予想は、前回予想(12月18日公表)を据え置いて、売上高が前期比0.7%増の240億82百万円、営業利益が同10.2%増の33億43百万円、経常利益が同0.9%増の33億8百万円、純利益が13.3%増の21億63百万円を見込んでいる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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