【株式市場】北朝鮮のテロ準備観測など受け日経平均は反落するが材料株は強い

株式市場

◆日経平均の前引けは1万5836円23銭(360円57銭安)、TOPIXは1283.18ポイント(28.02ポイント安)、出来高概算(東証1部)は10億9392万株

チャート14 19日前場の東京株式市場は、北朝鮮が韓国でテロやサイバー攻撃を準備かと伝えられたことなどが影響し、日経平均は146円安と反落して始まり、円高基調も影響して11時過ぎには389円52銭安(1万5807円28銭)まで下げる場面があった。前引けも360円57銭安となり、主な株価指数はすべて安い。

 このため材料株を個別物色する動きが強く、中盤から日本航空<9201>(東1)がプラス圏に浮上して羽田空港の増便などを好感。日本エンタープライズ<9984>(東1)スマートバリュー<9417>(JQS)が提携を好感してともにストップ高。ベクトル<6058>(東1)は2月決算への期待などが言われて急伸し、ピーエイ<4766>(東2)は前12月期の決算好調で急伸。ラクオリア創薬<4579>(JQG)は昨日の「特許」発表に続き本日は「一時金」発表など連日好材料が出て大幅続伸。ショーケース・ティービー<3909>(東マ)は3月末の株式分割などが材料視されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は10億9392万株、売買代金は1兆321億円。1部上場1939銘柄のうち、値上がり銘柄数は194銘柄、値下がり銘柄数は1680銘柄となっている。

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