三井不動産などが日銀総裁の予算委出席など好感し切り返し急

銘柄 相場欄

■「マイナス金利」波及効果を高める「補完策」を待望する様子も

 三井不動産<8801>(東1・売買単位100株)は22日、朝寄り後の2622.5円(26.5円安)を下値に切り返して2681.0円(32.0円高)と堅調転換し、東京建物<8804>(東1・売買単位100株)も22日、朝寄り後の1270円(21円安)を下値に切り返して1306円(15円高)と前週末比でプラスに転じるなど、不動産株の切り返しが目立っている。

 黒田日銀総裁が本日午前の衆院予算委に出席するとロイター通信などが伝えたため、発言に期待が集まっているようだ。「マイナス金利」政策の実体経済への波及効果を高める意味で「補完策」などを待望する様子がある。リップサービス程度でも今の株式市場には効果があるようだ。

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