【銘柄フラッシュ】池上通信機が急伸し日本アビオニクスなど材料株も高い

株式市場

 7日は、トヨタ自動車<7203>(東1)が燃料電池自動車に関する特許公開が燃料電池車の普及を促進する期待などを材料に1.5%高の反発となり、米ラスベガスで始まった国際エレクトロニクスショーでの4K、8Kテレビと次世代放送機器などに期待が集まり、ソニー<6758>(東1)が4.6%高、池上通信機<6771>(東1)は20.1%高となったほか、昨日の第3四半期好決算を好感して米久<2290>(東1)が3.7%高、アドヴァン<7463>(東1)は7.1%高など、好業績株を評価する動きも活発となった。日本アビオニクス<6946>(東2)は補正予算に火山監視強化費を盛り込むと伝えられて温度センサーが注目され25.0%高となった。

 東証マザーズ指数は続落だったが、今年の相場テーマとされるロボットスーツのCYBERDYNE<7779>(東マ)が終盤に伸び悩みながらも2.0%高となり、格安スマホ関連株のワイヤレスゲート<9419>(東マ)は7.8%高。また、12月に新規上場となったサイジニア<6031>(東マ)は28.3%ストップ高、MRT<6034>(東マ)は3.0%高となり、U-NEXT<9418>(東マ)は15.4%ストップ高。

 東証1部の値上がり率1位は前出・池上通信機<6771>(東1)の20.1%高となり4K、8Kテレビ市場の拡大に期待が強まり、2位の岩崎通信機<6704>(東1)も9.0%高、3位はチタン工業<4098>(東1)の7.6%高となり燃料電池自動車の拡大に期待とされて大きく出直った。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  2. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…
  3. ■節約志向が市場を動かす?  日本の消費者は、節約志向と低価格志向を持続しており、これが市場に影響…
  4. ■投資家の心理を揺さぶる相場の波  日米の高速エレベーター相場は、日替わりで上り下りと忙しい。とく…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る