ユーグレナは押し目買いで注目、輸出関連物色一巡後に出番

株式市場 銘柄

 ユーグレナ<2931>(東1・100株)は、短期と中期で注目できそうだ。短期の視点では、日足チャートが悪くない。去る、2月12日に1423円(終値)と下げ、足元では1480~1500円でモミ合っている。形のよいモミ合いといえる。

 週足でも反発の見込める足といえる。1月29日の1704円(終値)から2月12日の1423円へ急落、19日に1495円(週末値)と戻し前週末終値(26日)は1484円だった。ここで注目は、12日→19日の上昇が72円高に対し、19日→26日の下落が11円と小さいことである。リズムからは今週は上昇が見込まれる。

 ただ、円安が急速に進むようなら、トヨタなど輸出関連株に目が向き、内需系の材料株は横に置かれる可能性はあるだろう。その場合でも、輸出関連株だけで相場が形成されることは難しいとみられることから若干の時間差はあっても同社株が注目されるものとみられる。

 ミドリムシの機能食品としての需要が着実に増加しているしこの先、ジエット機燃料用に本格実用化が控えている。足元では原油相場の安いことから代替燃料は人気低調だが、CO2削減の観点から基調的には注目されてくる。1470円前後を目処に押し目狙いで注目したい。上値目標は1600円程度だろう。

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