フルッタフルッタはドローンでの「空中宅配」連想し大きく出直る

株式市場 銘柄

■業績見通し下方修正でも下げず逆に下値圏で仕込む動きが

 南米特産果物食品などのフルッタフルッタ<2586>(東マ・売買単位100株)は2日の後場寄り後に一段高の1000円(120円高)まで上げて出直りを強め、2月9日以来の4ケタ回復となった。直近の会社発表ニュースは特段見当たらないが、本日は、楽天<4755>(東1)とヤマトホールディングス<9064>(東1)などが無人飛行物体「ドローン」を使って荷物を運ぶ宅配事業に乗り出すと2日付けの日本経済新聞で伝えられ、商品性格上「空中宅配」にピッタリと見て注目する動きがあるようだ。「楽天市場店」なども出店する。

 2月中旬に今3月期の業績見通しを一部引き下げたが、株価はその後も800円スレスレの水準で底堅く推移してきた。下方修正が弱気材料として効果を示せなかったため、逆に下値圏で仕込む動きが強まったようだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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