BS11の第1四半期は増収、営業・経常利益ともに大幅増益

■今期通期業績は続伸を予想、配当も連続増配を見込む

日本BS放送(BS11)<9414>(東2)は7日、15年8月期第1四半期非連結業績を発表した。

同社は全国無料のBSデジタルハイビジョン放送「BS11」チャンネルを運営する放送事業者であり、発表によると今第1四半期非連結業績の売上高は前年同期比15.4%増の21億2100万円、営業利益は同46.3%増の5億6500万円、経常利益は同40.4%増の5億5800万円、純利益は同1.4%減の3億5700万円となった。

今10月の番組改編では、レギュラー番組のリニューアルを推進し、『すてきな写真旅~一眼レフと旅にでよう~』の続編として、女優のとよた真帆氏を起用し『すてきな写真旅2~一眼レフと旅にでよう~』を、また『憧憬大人のゴルフ旅』の続編として、新たに塩谷育代プロを起用し『憧憬大人のゴルフ旅Season2』を放送している。

また、10月には『全日本学生柔道体重別選手権大会』、同年11月には『JOCジュニアオリンピックカップ2014 平成26年度全日本卓球選手権大会』を放送。スポーツコンテンツの充実を図る他に、5分ミニ枠番組をはじめとした一社提供番組への取り組み強化や、BS初登場及び話題のドラマ編成等が、売上増加に寄与した。

今期通期の非連結業績見通しは、10月8日発表を据え置き、売上高が前期比11.8%増の88億円、営業利益が同8.7%増の18億40百万円、経常利益が同7.4%増の18億円と続伸を予想。純利益は繰越欠損金を解消して税負担が増加するため同11.3%減の11億円と減益見込みだが、配当は13.5円と連続増配を予定している。

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