ゆうちょ銀行が7%高となりマイナス金利の副作用など消化の様子

ゆうちょ銀行 郵政

■銀行株がほぼ全面高となり自律反騰の本格化を注視

 ゆうちょ銀行<7182>(東1・売買単位100株)は3日、大幅続伸となり、10時過ぎに7%高の1319円(89円高)まで上げて2月18日以来の1300円台回復となった。会社発表のニュースは特段出ていないようだが、本日は三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)の値上がり率も7%台に達するなど、銀行株が地銀株も含めてほぼ全面高。日銀のマイナス金利発表からほぼ1カ月を過ぎ、副作用の面が株価に対する悪材料としては色あせて陳腐化したとの見方が出ている。

 年初からの下げ過程では、途中1500円前後で揺り戻す場面があったため、経験則的にこの水準まで回復すると戻り売りが増えるとの見方がある。ただ、それでも上値余地は200円幅あるため、自律反騰相場がどこまで本格化するか注視する様子もある。

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