【引け後のリリース】三菱重工が潜水艦「じんりゅう」を引き渡し

引け後のリリース

■「そうりゅう」型7番艦で戦後神戸造船所で建造した潜水艦の26隻目

 三菱重工業<7011>(東1・売買単位千株)は7日、防衛省向け潜水艦「じんりゅう」の引渡式を神戸造船所(神戸市兵庫区和田崎町)の第三岸壁で行ったと発表した。7日の株価終値は4日ぶりに小反落となる437.6円(0.1円安)だった。

 発表によると、同艦は海上自衛隊の最新潜水艦「そうりゅう」型の7番艦で、1番艦そうりゅう以来同社が建造した4隻目であり、戦後、同造船所で建造した潜水艦としては26隻目になる。全長84.0m、全幅9.1m、深さ10.3m、基準排水量2950トン。

 そうりゅう型は、世界最大級の通常動力潜水艦で、内燃機関の作動に必要な酸素を大気中から取り入れるための浮上航行やスノーケル航行を必須としないAIP(Air-Independent Propulsion:非大気依存推進)システムを搭載し、探知されにくいステルス性能に優れた大洋型の潜水艦になるという。

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