【株式市場】ECB理事会など注目され日経平均は4日ぶりに反発

株式

◆日経平均の終値は1万6852円35銭(210円15銭高)、TOPIXは1352.17ポイント(19.84ポイント高)、出来高概算(東証1部)は19億8326万株

チャート15 10日後場の東京株式市場は、日本時間の今夜予定されるECB(欧州中央銀行)理事会が意識されて円安基調が強まり、トヨタ自動車<7203>(東1)などが一段ジリ高基調となり、日経平均は13時30分にかけて245円40銭高(1万6887円60銭)まで一段ジリ高になり、昨日までの3日続落から反発。主な株価指数はすべて高い。

 後場は、ソニー<6758>(東1)が無人小型飛行体「ドローン」生産と法人向け事業の開始などを好感して一段ジリ高となり、グリー<3632>(東1)は台湾のスマートフォン大手の宏達国際電子(HTC)との提携発表などを材料に上げ、ドンキホーテHD<7532>(東1)は正午の月次動向発表が好感されて一段高。サイオステクノロジー<3744>(東2)は特許取得などを好感して3日連続ストップ高。ロゼッタ<6182>(東マ)は「AI」(人工知能)応用の囲碁ソフトが韓国の名人に勝利とされてAI関連株への評価が再燃とされて急伸。

 東証1部の出来高概算は19億8326万株(前引けは9億2933万株)、売買代金は2兆431億円(同8936億円)。1部上場1943銘柄のうち、値上がり銘柄数は1680(同1603銘柄、値下がり銘柄数は198(同252)銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、パルプ・紙、ゴム製品、繊維製品、輸送用機器、小売り、その他金融、機械、化学、水産・農林、海運、金属製品、なととなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る