立花エレテックが自社株買いなど好感し戻り高値

株式市場 銘柄

■業績好調で「半値戻しは全値戻し」の経験則をイメージも

 立花エレテック<8159>(東1・売買単位100株)は14日の前場、12%高の1280円(139円高)まで上げ、2月以降の出直り相場で高値に進んだ。11日の大引け後、15万株を上限とする自己株式の取得(自社株買い)を14日の取引開始前に東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3)」で行うと発表し、積極的な株主還元策として好感された。買い付け結果は取得株数12万7100万株だった。
 
 昨年末からの全体相場の急落局面では、11月の1400円台後半から2月の一時1000円円割れまで下げ幅が400円を超える場面があったが、この半値戻しを達成した。業績は増益基調が続く見通しで、「半値戻しは全値戻し」という経験則をイメージして注目する様子がある。

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