ジャパンフーズは3月期通期営業益を47%上方修正し10億円の見込み

■原油安の影響により電力、燃料費などの単価が大幅に下落

 ジャパンフーズ<2599>(東1)は17日、16年3月期通期業績見通しの修正(前回は15年4月24日公表)を発表した。

 3月期(15年4月~16年3月)非連結業績見通しは前回予想に対して、売上高は一部顧客企業の取引形態変更に伴い小幅な減少となり、前回予想を10億円下回る157億円(前回予想比5.99%減)の見込みとした。

 利益面では、原油安の影響により電力、燃料費などの単価が大幅に下落したことに加え、ユーティリティを含めたコスト低減効果により営業利益は同3億20百万円上回る10億円(同47.06%増)、経常利益は同3億円上回る10億円(同42.86%増)とし、純利益は、国庫補助金収入により特別利益10億76百万円、これに伴う固定資産圧縮損7億71百万円などに加え、関係会社株式評価損3億80百万円の発生及び税金費用の増加により、同30百万円上回る4億20百万円(同7.69%増)の見込みとした。

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