【株式市場】NY株の7日続伸など好感され日経平均は一時383円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万7061円79銭(336円98銭高)、TOPIXは1372.43ポイント(27.38ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億885万株

■本日新規上場のチエルは初値がつかず公開価格810円の71%高

チャート13 22日前場の東京株式市場は、原油価格の1バレル40ドル台回復などにより国際的な投資資金の安定化などに期待が広がり、NY株式の7日続伸も好感されて日経平均は朝方に382円99銭高の1万7107円80銭まで上げ、前引けも336円98銭高と大幅に反発した。東証1部の出来高や売買代金は今ひとつだが日本証券取引所グループ<8697>(東1)も6%高の急反発となった。主な株価指数はすべて高い。

 日本海洋掘削<1606>(東1)などの資源株が高く、任天堂<7974>(東1)も初のスマートフォン向けゲームなどが材料視されて続伸。ジグソー<3914>(東マ)は自動運転技術、ブロックチェーンなどのフィンテック(金融IT)技術、「AR/VR」(仮想現実/拡張現実)技術などが言われて急伸。上場4日目の昭栄薬品<3537>(JQS)、上場2日目のフェニックスバイオ<6190>(東マ)は高値更新。

 本日新規上場のチエル<3933>(JQS・売買単位100株)は前場、買い気配のまま初値がつかず、前引けは公開価格810円を71%上回る1384円で買い気配となっている。教育用ソフトウエアなどを展開。

 東証1部の出来高概算は9億885万株、売買代金は9646億円。1部上場1946銘柄のうち、値上がり銘柄数は1688銘柄、値下がり銘柄数は183銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、その他製品、精密機器、医薬品、輸送用機器、ゴム製品、などとなっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■歯周病の進行抑制に向け、老廃物除去と免疫調整の2軸で研究  ライオン<4912>(東証プライム)…
  2. ■バリア性能と印刷適性を両立、2030年までに10億円売上目指す  大日本印刷<7912>(東証プ…
  3. ■胃がん・大腸がん対策で「Train the Trainerプログラム」を展開  オリンパス<77…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  2. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…
  3. ■金先物相場を背景に産金株が収益拡大の余地を示す  東京市場では金価格の上昇を背景に産金株が年初来…
  4. ■大統領の交渉術が金融市場を左右し投資家心理に波及  米国のトランプ大統領は、ギリシャ神話に登場す…
  5. ■価格改定効果に加え9月以降の値上げで業績上乗せが期待される銘柄  今週の当コラムは、9月に価格改…
  6. ■9月1日に値上げラッシュの食品株は日銀バトルで小緩んでも株高持続性  まさに「パウエル・プット」…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る