富士急行が山中湖の水陸両用バス4ヵ国語化など交換し今世紀の高値

株式市場 銘柄

■値幅妙味が次第に強まり値幅狙いの買い殺到の見方

 富士急行<9010>(東1・売買単位100株)は22日の後場一段高となり、14時30分にかけて1457円(85円高)まで上げて今世紀(2000年以降)の相場で最高値に進んだ。このところは訪日外国人観光客の増加が株高材料になるインバウンド関連株とされ、22日付で、山中湖で運行している水陸両用バス「YAMANAKAKO NO KABA」に4ヵ国語対応の自動音声ガイドシステムを導入と発表したことなどが材料視されている。

 17日には高速バス新路線による富士山と飛騨高山(岐阜県)のアクセス向上などを発表し、政府観光局が16日に2月の訪日外国人数を発表したことなども好感されて今世紀の高値を更新。値幅妙味が次第に強まる形になっていた。22日は値幅狙いの買いが殺到しているようで、水陸両用バスの発表はキッカケに過ぎないとの見方も出ている。

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