シャープは反発するが上値重く目先は材料出尽し感も

シャープ

■今後は構造改革などの新たなニュースや材料に期待する様子

 シャープ<6753>(東1・売買単位千株)は23日、反発の始まりとなり、取引開始後に5%高の135円(6円高)と出直っている。台湾の鴻海精密工業が買収金額の引き下げを求めているとされていた条件交渉が、「当初予定の4890億円から1000億円程度減らすなどの支援見直し案を受け入れる方向で最終調整に入った」(時事通信)などと伝えられ、安心感が広がった。

 一方では、経営支援が確定したことなどにより、目先的な材料出尽し感を意識する様子もあり、上値を追って買い進む動きは多くないようだが、今後は構造改革などに関する新たな動きが出てくると思われ、こうしたニュースや材料に期待する様子がある。

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