ヨネックスは最高益基調など好感され上場来の高値に迫る

銘柄 相場欄

■円高の影響は見方分かれるが世界でのブランド価値向上など評価

 ヨネックス<7906>(東2・売買単位100株)は7日、急反発の始まりとなり、取引開始後に7%高の4650円(300円高)まで上げて出来高も増加。3月31日につけた上場来の高値4730円に迫る相場となった。売上高に占める海外比率が4割のため、1ドル109円台への円高が与える影響には受け止め方が分かれるが、プロテニス・錦織圭選手の活躍などによってメイドイン・ジャパン製品のブランド価値が向上し、高くても売れるようになってきたとの見方はある。

 業績は連続最高益を更新する見込み。PERは50倍前後になるが、このところの株式市場ではPERの高さを人気の高さと受け止めて一段と注目を強める銘柄がある。テクニカル的には5000円台に乗るまで達成感は出ないとの見方もある。

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