ジグソーが近未来技術や好業績など評価され上場来高値に迫る

株式市場 銘柄

■AR、VRは身近になってきたが「MR」(複合現実)で先端を走る

 人工知能制御をベースにしたデータコントロールサービスなどを行うジグソー<3914>(東マ・売買単位100株)は7日、後場も続伸基調を保ち、13時過ぎには8%高の1万4470円(1070円高)前後で推移。3月30日につけた株式分割などを調整後の上場来高値1万5460円に迫る展開となっている。最高益を連続更新する見込みである上、株式市場の物色テーマとして繰り返し人気化するフィンテック(金融IT)、自動運転、AI(人工知能)などの技術開発を広く手がけているため買い安心感がある。

 PERは400倍に達するものの、高度暗号化ブロックチェーン、月や小惑星での資源探査を目的とする自律制御ロボット、自動運転の実用化に向けたリアルタイムOSの研究開発、AR(Augmented Reality:拡張現実)/VR(Virtual Reality:仮想現実)に続く「MR」(Mixed Reality:複合現実)技術などに取り組むため、近未来技術の開発・実用化に向けた高評価の表れと積極的に受け止める参加者が少なくないようだ。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る