朝日ラバーがバイオ関連株として注目され16%高の戻り高値

株式市場 銘柄

■DNA解析装置用チップに期待再燃の様子

 朝日ラバー<5162>(JQS・売買単位100株)は12日の前場、16%高の699円(97円高)まで上げて出直りを強め、このところの小動き相場の中で戻り高値に進んだ。独自の分子接着技術を応用して開発したポータブル型DNA解析装置用の「ヒトSTR-解析チップ」でバイオ関連株として注目する様子があり、このところ、そーせいグループ<4565>(東マ)グリーンペプタイド<4594>(東マ)など、バイオ関連株の急騰が相次いでいるため連想買いが波及したとの見方が出ている。

 2016年3月期の業績は、「ヒトSTR-解析チップ」の新工場の建設ズレ込みなどにより大幅減益の見込みだが、建設所在地の福島県から事業計画の変更承認を受けたと3月末に発表。期待が再燃する雰囲気がある。2月以降、底練り相場が続いてきたため、下値はほぼ固まってきたとの見方があり、自律反騰に期待する動きもあるようだ。

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