【銘柄フラッシュ】総医研HDが急伸しメガバンクや鉄鋼株も続々買い戻される

銘柄

 12日は、原油価格の上昇を受けて資源市況の回復期待などが強まり、新日鐵住金<5401>(東1)の値上がり率が一時7%台に拡大し、大引けも6.5%高。年初から売り先行姿勢だった海外勢の買い直し説などが言われ、みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)などメガバンク3銘柄の値上がり率もそろって5%台になり、主力株の出直りが目立った。

 日本カーバイド工業<4064>(東1)は「空中ディスプレイ」への期待が再燃とされて19.0%高となり年初来の高値を更新。オオバ<9765>(東1)は13時過ぎに四半期決算を発表して一段上値を追い大引けは8.9%高。UMCエレクトロニクス<6615>(東1)は小型無人飛行体「ドローン」も受託製造することなどが言われて6.7%高となり出直りを拡大。クレアホールディングス<1757>(東2)は新株予約権の発行による調達資金で新潟市のプロジェクトに着手など活動活発とされて14.0%高。

 総医研ホールディングス(総医研HD)<2385>(東マ)は抗疲労食品への期待などが言われてストップ高の25.6%高となり、ジェネレーションパス<3195>(東マ)は株式分割発表などが好感されてストップ高の17.2%高。ブランジスタ<6176>(東マ)は業績拡大への期待や2段上げに移行しそうなチャート妙味などが言われて17.0%高となり高値を更新。MRT<6034>(東マ)は株式分割後の参加者増加やスマートフォンによる遠隔診療サービスなどへの人気再燃となりストップ高の16.3%高。メドピア<6095>(東マ)も遠隔診療関連サービスを手がけ、このところのMRTの急伸により出遅れ感が高まったとされてストップ高の16.4%高。朝日ラバー<5162>(JQS)はDNA解析装置用チップなどへの注目が再燃とされて8.8%高と出直りを拡大した。

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