グリーンペプタイドは新薬への期待など強く上場来の高値

株式市場 銘柄

■さらなる信用規制の心配あるが3倍、4倍高の期待も

 グリーンペプタイド<4594>(東マ・売買単位100株)は13日の後場も上場来の高値を更新したまま売買をこなし、13時には15%高の1163円(150円高)前後で推移している。

 久留米大学発の創薬ベンチャーで、リード開発品のがんペプチドワクチンを富士フイルムホールディングス<4901>(東1)の富士フイルムに導出し、第Ⅲ相臨床試験を国内で実施中。本日は、「久留米大学は11日、富士フイルムなどが臨床試験(治験)を進める同大開発のがんワクチンについて、前立腺がん患者の生存期間が2倍超になる効果を確認したと発表した」(4月12日付日経産業新聞より)などと伝えられ、連想買いが増加したとの見方が出ている。

 3月下旬から、新薬への期待などが言われて騰勢を活発化し、500円前後から2倍以上の急伸となった。信用取引のさらなる規制発動を心配する様子はあるが、夢のある材料株だけに、動意づいてから3倍、4倍になるまでは騰勢がやまないとの見方もある。

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