日清食品HDが英社を巡る争奪戦での「勝利」好感し2日続伸

株式市場 銘柄

■英食品大手プレミア・フーズから米マコーミックが手を引くと伝わる

 日清食品ホールディングス<2897>(東1・売買単位100株)は14日後場、本日の現在高になる5250円(120円高)で始まり、2日続伸基調となって出直りを強めている。先に資本・業務提携することで合意した英国の食品大手プレミア・フーズに対する買収の観測が出ていた米マコーミック社が「争奪戦から手を引くと発表した」(4月13日20時前の時事通信)などと伝えられ、「日清の勝利」(同)となることなどが好感されている。

 英大手プレミア・フーズ社との提携を発表したのは3月23日。この日の株価終値は5530円で、これを好感する形で25日には一時5670円まで上げる場面があった。このため、全体相場の回復が進めばこの水準までは値上がりしても不自然ではないとの期待が出ている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る