東武住販は熊本地震の影響を発表し様子見だが最高益基調で底堅い

株式市場 銘柄

■「別府市の物件で3件の被害」としたが何れも軽微のもよう

 本社山口県の東武住販<3297>(JQS、福岡Q・売買単位100株)は18日の14時30分にかけて1670円(15円安)前後での推移となり、前場の一時21円高からは上値の重い展開となっている。14時に「熊本県及び大分県を震源とする地震に関する続報」を発表し、「別府市の物件で3件の被害」が出たとしたため、とりあえず様子見に転じる雰囲気がある。

 ただ、発表によると、これらは「ブロック塀の破損」「屋根瓦の破損」とし、3月末で中古住宅等を199件保有する中で、上記3件以外の中古住宅には異常は認められなかったとした。4月11日に第3四半期決算を発表し、2016年5月期の業績は営業・経常・純利益とも前期比5割増で最高益を連続更新する見込みとしたため、最高益更新基調には変化なしとの見方がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■国内唯一のブラシ式除雪車が北海道の主要空港で戦力化  加藤製作所<6390>(東証プライム)は1…
  2. ■日本発ロボ産業基盤づくりへ、住友重機・ルネサス・JAEが参画  一般社団法人京都ヒューマノイドア…
  3. ■2025年のパン屋倒産が急減、SNS発信とインバウンドが追い風  帝国データバンクは11月29日…
2026年1月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031  

ピックアップ記事

  1. ■干支格言「辰巳天井、午尻下がり」は再現するか  新年あけましておめでとうございます。いよいよ20…
  2. ■漢字が示す社会不安と物価問題、関連株に広がる待ち伏せ投資の妙味  2025年の世相を映す「今年の…
  3. ■AI相場と政策転換が映す日本株の行方、6万円挑戦か調整か  2025年、日経平均株価は史上最高値…
  4. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  5. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  6. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る