【株式市場】日経平均は一時624円高の急反発となりマザーズ指数は9年ぶり高値

株式

◆日経平均の終値は1万6874円44銭(598円49銭高)、TOPIXは1363.03ポイント(42.88ポイント高)、出来高概算(東証1部)は20億9797万株

チャート3 19日後場の東京株式市場は、トヨタ自動車<7203>(東1)や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>(東1)、三井不動産<8801>(東1)などが前場急伸したまま高値もみ合いに転じ、日経平均も14時過ぎまで550円高の1万6800円前後で一進一退となった。大引けにかけてはソフトバンクグループ<9984>(東1)などがジリ高となり、日経平均は一時624円38銭高(1万6900円33銭)まで上げた。

 主な株価指数はすべて高い中で、東証マザーズ指数は2007年1月以来9年3カ月ぶりに1200ポイント台を回復した。着用型ロボットのCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ)が慶応大学と脊髄再生医療と複合した機能再生治療に取り組むことなどで活況高となり、マザーズ市場に多く上場するバイオ関連株がメディネット<2370>(東マ)そーせいグループ<4565>(東マ)グリーンペプタイド<4594>(東マ)など軒並み高となった。

 本日上場のグローバルウェイ<3936>(東マ・売買単位100株)は前後場とも買い気配のまま初値がつかず、大引けは本日の気配値上限の6810円(公開価格2960円の2.3倍)の買い気配。

 東証1部の出来高概算は20億9797万株(前引けは10億936万株)、売買代金は2兆863億円(同1兆191億円)。1部上場1952銘柄のうち、値上がり銘柄数は1792(同1767)銘柄、値下がり銘柄数は118(同117)銘柄。

 また、東証33業種別指数は前引けに続いて全33業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、銀行、海運、保険、非鉄金属、電気機器、輸送用機器、機械、証券・商品先物、精密機器、ガラス・土石、などとなった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■北海道大樹町で飛行、安全性と着地精度を実証  ホンダ<7267>(東証プライム)の研究開発部門で…
  2. ■自社で自動運転システムを持たない企業にも施工自動化を提供  日立建機<6305>(東証プライム)…
  3. ■年間約36万人が犠牲に、二輪事故対策が急務  豊田合成<7282>(東証プライム)は6月11日、…
2025年7月
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

ピックアップ記事

  1. ■5月訪日客数が過去最高、6月も好調持続の見込みで市場活況  足元のインバウンド需要は、好調に推移…
  2. ■インバウンド関連株は「トランプ関税」のリーチ圏外で小型割安株特性を発揮  「たかが1%、されど1…
  3. ■内需株に広がる「トランプ・ディール」回避の波  東京電力ホールディングス<9501>(東証プライ…
  4. ■日米関税交渉、7月9日に運命の日「90日猶予」迫る潮目  「三日、三月、三年」とは、潮目、変わり…
  5. ■祝日と金融政策が交錯する7月  7月は、7月21日が「海の日」が国民の祝日に制定されてからフシ目…
  6. ■「MMGA」効果の造船株・海運株は「海の日」月間キャンペーン相場も加わり一段高を期待  あと1カ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る