【株式市場】NY株の1万8千ドル台続伸など好感し日経平均は朝方一時224円高

株式市場

◆日経平均の前引けは1万6977円30銭(102円86銭高)、TOPIXは1371.50ポイント(8.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9570万株

チャート15 20日前場の東京株式市場は、NY株式が約9ヵ月ぶりの1万8000ドル台で2日続伸となったことなどから安心感が継続し、原油価格の回復を受けてJXホールディングス<5020>(東1)が戻り高値など年初から下値モミ合いの銘柄の回復も目立ち、日経平均は朝方に224円92銭高(1万7099円36銭)まで上げて3月31日以来の1万7000円台回復となった。その後は当面の目標達成感などが言われて伸び悩み、前引けは102円86銭高(1万6977円30銭)となった。

 主な株価指数はすべて高く、東証マザーズ指数は19日の1200ポイント台回復に続き2007年1月以来9年3カ月ぶりの高値水準に進んだ。

■グローバルウェイは上場2日目の前場も買い気配のまま初値つかず

 上場2日目のグローバルウェイ<3936>(東マ・売買単位100株)は20日も買い気配のまま上値を追い、前場は公開価格2960円の3.96倍の1万1710円で買い気配。昨日からまだ初値がついていない。

 さくらインターネット<3778>(東1)システムソフト<7527>(東2)との提携新会社発表などを好感して活況高となり、システムソフトはストップ高。神戸発動機<6016>(東2)は業績予想の増額などが好感されて急伸。テラスカイ<3915>(東マ)はクラウド関連企業の子会社化などが好感されて急伸し、グラファイトデザイン<7847>(JQS)はカーボン技術を応用して軽快なドローン(小型無人機)を開発との報道などでストップ高。

 東証1部の出来高概算は9億9570万株、売買代金は1兆36億円。1部上場1952銘柄のうち、値上がり銘柄数は1241銘柄、値下がり銘柄数は565銘柄となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■更新前のスーパーコンピュータの約4倍の計算能力  富士通<6702>(東証プライム)は2月21日…
  2. ■両社の資源を有効活用しSDGsに貢献  伊藤忠商事<8001>(東証プライム)グループのファミリ…
  3. ■純正ミラーと一体化し、左後方の視界を広げる  カーメイト<7297>(東証スタンダード)は、純正…
2024年3月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■投資と貯蓄の狭間で・・・  岸田内閣の「資産所得倍増プラン」は、「貯蓄から投資へ」の流れを目指し…
  2. ■「ノルム(社会規範)」解凍の序章か?植田新総裁の金融政策正常化  日本銀行の黒田東彦前総裁が、手…
  3. ■「日経半導体株指数」スタート  3月25日から「日経半導体株指数」の集計・公表がスタートする。東…
  4. ■投資家注目の適正株価発見ツール  日銀の価格発見機能が不全になる可能性がある中、自己株式取得が新…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る