【引け後のリリース】CYBERDYNEが進行したALS患者の支援機器開発など継続

引け後のリリース

 着用型ロボットのCYBERDYNE(サイバーダイン)<7779>(東マ・売買単位100株)は20日の大引け後、昨年に引続き、国立研究開発法人 日本医療研究開発機構(AMED)の長寿・障害総合研究事業 障害者対策総合研究開発事業における研究開発の委託研究開発契約を締結すると発表した。

 研究開発課題名は「進行したALS(筋萎縮性側索硬化症)患者等を含む障害者のコミュニケーション支援機器の開発」。分担研究開発課題の内容は、平成28年度は重篤な状態の筋萎縮性側索硬化症(ALS)、筋ジストロフィーなどの神経・筋疾患や高位脊髄損傷、四肢麻痺などの障害を呈する患者が発生できる生体電位信号を計測し、意思提示装置(パソコンなど)とのインタラクションを実現できる装置の評価と製品化の準備を行う。

同社は、18日に慶應義塾大学医学部と共同で、脊髄再生医療と複合した機能再生治療をこれまでにない形で開発することなどを発表。株価は翌19日に上場来初の2400円台に乗る活況高となり、20日も一時2621円(163円高)まで上げて上場来の高値に進んだ。値幅妙味がともなってきたとの見方があり、材料株相場が盛り上がる可能性がある。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る