【株式市場】NY続落や円高基調が手控え要因になり材料株を物色

◆日経平均の前引けは1万6898円87銭(298円86銭安)、TOPIXは1358.94ポイント(21.64ポイント安)、出来高概算(東証1部)は11億2979万株

チャート14 13日前場の東京株式市場は、NY株式の続落や対ドル、ユーロでの円高基調が売り材料になり、日経平均は10時にかけて先物主導で一時369円46銭安(1万6828円27銭)まで下げた。ファナック<6954>(東1)ソフトバンク<9984>(東)など、日経平均との相関の強い銘柄の下げが目立った。中で、業種別では原油安を好感して日本航空<9201>(東1)日本郵船<9101>(東1)などの空運、海運のほか薬品株が高く、ディップ<2379>(東1)は第3四半期好調で通期予想の増額修正を好感して急伸。アドバンスト・メディア<3773>(東マ)はロボット活用時代に音声認識技術が不可欠とされて急伸し戻り高値に進んだ。期待材料のある銘柄も強く、空中結像技術のアスカネット<2438>(東マ)や新規抗がん剤研究のキャンバス<4575>(東マ)なども高い。

 東証1部の出来高概算は11億2979万株、売買代金は1兆755億円。1部上場1860銘柄のうち、値上がり銘柄数は284銘柄、値下がり銘柄数は1491銘柄だった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■グローバルモデルに匹敵する日本語対応の高性能生成AIを4月から順次提供  ELYZAとKDDI<…
  2. ■優勝への軌跡と名将の言葉  学研ホールディングス<9470>(東証プライム)は3月14日、阪神タ…
  3. ■新たな映画プロジェクトを発表  任天堂は3月10日、イルミネーション(本社:米国カリフォルニア州…
2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■金先物と原油価格、史上最高値に迫る―地政学リスクが市場に与える影響  今週のコラムは、異例中の異…
  2. ■「虎」と「狼」の挟撃を振り切り地政学リスク関連株で「ピンチはチャンス」に再度トライ  東京市場は…
  3. ■海運株と防衛関連株、原油価格の動向に注目集まる  地政学リスクによる市場の不安定さが増す中、安全…
  4. ■中東緊張と市場動向:投資家の選択は?  「遠い戦争は買い」とするのが、投資セオリーとされてきた。…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る