京写の今期は増収大幅増益を見込む

■前期16年3月期は、中国経済の減速が影響し、増収ながら大幅減益

 プリント基板の京写<6837>(JQS)の前期16年3月期は、中国経済の減速が影響したことから、増収ながら大幅減益となった。しかし、今期は増収大幅増益を見込む。

 前期16年3月期連結業績は、国内は基板事業でスマートメーター等の新規受注やLED照明等の家電製品分野が堅調に推移、実装事業も堅調であったが、15年3月期好調であったアミューズメント関連の需要減により前年同期を下回った。海外は中国経済減速の影響から、基板事業は内製の家電製品分野を中心に売上は伸び悩んだが、自動車関連分野の大幅伸張や事務機分野の回復等により売上は伸張した。利益は海外工場の稼働率低下、円安による輸入販売品、原材料等の調達コスト増加等で減益となった。その結果、売上高193億79百万円(前年同期比9.6%増)、営業利益5億17百万円(同43.5%減)、経常利益5億14百万円(同44.9%減)、純利益4億73百万円(同30.9%減)となった。

 今期については、グローバル体制を活かして、海外の非日系顧客向け拡販と生産体制の効率化等を図ることから、売上高200億円(前期比3.2%増)、営業利益7億50百万円(同44.9%増)、経常利益7億円(同36.0%増)、純利益5億円(同5.6%増)を見込む。

 株価は、前期の大幅減益の影響で低迷しているが、今期業績予想が増収大幅増益を見込んでいることから反発を期待したいところ。

 28日の引け値、327円で弾く株価指標は、PER(予)9.3倍、PBR(実績)0.73倍、配当利回り2.4%。

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