ソフトクリエイトHDの前16年3月期は、売上高、経常利益、最終利益共に過去最高を達成

■主力のECソリューション事業が堅調

 ソフトクリエイトHD<3371>(東1)の前16年3月期は、売上高、経常利益、最終利益共に過去最高を達成。最終利益は、上場来初の10億円台となった。

 主力のECソリューション事業が堅調で、売上高58億38百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益13億51百万円(同18.9%増)であった。一方の、システムインテグレーション事業は、「SCクラウド」のクラウドサービス売上が伸長したことで、売上高26億20百万円(同2.6%増)となったものの、セグメント利益は7億33百万円(同23.2%減)となった。物販事業は、堅調で売上高38億18百万円(同2.9%増)、セグメント利益79百万円(同16.3%増)であった。

 今期も引き続き、ECソリューション事業においては、EC市場の拡大を背景に需要の拡大が見込まれる。システムインテグレーション事業においても、セキュリティへのIT投資や、クラウドサービス市場の拡大を背景としたクラウドサービス需要の拡大が見込まれていることから、増収増益を見込んでいる。

 17年3月期通期連結業績予想は、売上高131億円(前期比6.7%増)、営業利益15億20百万円(同4.0%増)、経常利益15億80百万円(同1.6%増)、純利益10億22百万円(同0.4%増)を見込む。

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